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2011年08月 アーカイブ

つけ毛の魔法

自分じゃぜったいできないことの実現のために。

つけ毛を初めてつけた時、何だかわからないが、ああ、私にはこういう人生もあったんだ・・・というふうに思いました。

たぶん、一度でもつけてみたことがある人なら、その感じ、わかるでしょう。

私の髪はいわゆるロングの長さがあるが、さほど変わらないロングのつけ毛をつけても、そうなのです。

長い髪をバッサリやった時とはまた達うインパクト。

一体、なんなのだろうと考えた。

じつはかなり昔から、どうしてもやりたいのにどうしてもできない髪型というのが、私にはあった。

頭のてっぺんからこんもりとボリュームがあって、そこからワーッとワンレンロングの髪が出てくる、あの髪型。

自毛では、どうやってもトップのこんもりと、トップからのワンレンは不可能なのだということがようやくわかった頃、私は長年躊躇しつづけたつけ毛を買う決心をした。

誰にとがめられるわけでもないのに、毛をつけるということ自体、どこか後ろめたさがあって、今では考えられないほどの勇気が必要だったのだ。

こうして一生試し続けても決して実現しないだろう髪型が頭にのった。

この時、本来なら実在しない自分がいると思っただけで、世界が違って見えた。

誰も見てないのに、世間様がみんな新しい自分を見てる気がした。

長い間夢見た髪型だから自分の中の満足度は最高潮に達し、みんなが自分をキレイだと思っているような、都合のいい錯覚にもおちいる。

これぞ、キレイのバーチャルリアリティ!!

今度、シャネルのコレクションで見たつけ毛を買うことにしよう。

一度つけるとどんどんエスカレートするのがこの手のアイテム。

昔の女優がカッコよかった最大のヒミツであり、自分じゃ一生できないと思っていた"逆毛"をたてる髪型で、再びあのキレイのバーチャルリアリティに身を投じたいと思ったのだ。

みんなも、つけ毛で"違う人生"見ようじゃないか。

あと、そばかす 治療でも夢が見れちゃいますよ。


新聞の読み方

"清潔な人"と"そうでない人"の新聞の読み方、持ち方。

以前、電車の中で、恐ろしく"清潔好き"の女性を見た。

座席に腰をかけたその人は、新聞を読んでいたが、その手もとには新聞紙の両端をはさんでいるティッシュが見える。

ティッシュ自体はきちんと小さく折られていて、手を汚さないよう、きっちり新聞紙をはさみこんでいた。

なんて清潔好きな、几帳面な人だろうと目を見はる。

もちろん、スーツも髪もパリッとしていて、その身なりも清潔第一の暮らしを物語っていた。

ふと横を見ると、同じように新聞を読んでいる男性。

しかし彼はもちろんティッシュでそれをはさんではいない。

その代わりに、新聞紙自体を小さく折って次の面、次の面と、忙しく引っくり返しながら読んでいる。

この2人の男性を見て、私はこう思ったのてある手を汚さないように新聞を読む人よりも、手を汚く汚しながらも小さく折りたたみながら新聞を読む人の方が、よほど"清潔"であると。

清潔好きの人は、時にとても放曼になる。

自分さえ清潔ならばそれでいい・・・みたいになりがちなのである。

もしティッシュではさむ人が、まわりに迷惑にならぬよう、新聞紙を小さく折りたたんでいれば、気持ちまで清潔な人だわと見えただろう。

でもおそらく、ティッシュではさむってけっこう面倒なことで、何度も持ちかえたりティッシュではさんだまま新聞紙を折ったりするのが手間だったのだろう。

その新聞の大きさは明らかに両隣りの人のテリトリーまで踏みこんでいた。

自分の清潔を全うするために、周囲の迷惑を考えない。

これじゃあ"清潔好き"が泣くだろう。

清潔はもちろん美容の第一歩。

人がキレイかどうかは、清潔感でほぼ決まる。

しかし、公共の場で"清潔好き"をふりかざしたり、他人に迷惑をかけてまで清潔を守り抜こうとすると、内側から清潔が逃げていく。
気をつけたい。

そんな二人の女性を見ながらそばかす レーザー治療へと向かうのでした。

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