新聞の読み方
"清潔な人"と"そうでない人"の新聞の読み方、持ち方。
以前、電車の中で、恐ろしく"清潔好き"の女性を見た。
座席に腰をかけたその人は、新聞を読んでいたが、その手もとには新聞紙の両端をはさんでいるティッシュが見える。
ティッシュ自体はきちんと小さく折られていて、手を汚さないよう、きっちり新聞紙をはさみこんでいた。
なんて清潔好きな、几帳面な人だろうと目を見はる。
もちろん、スーツも髪もパリッとしていて、その身なりも清潔第一の暮らしを物語っていた。
ふと横を見ると、同じように新聞を読んでいる男性。
しかし彼はもちろんティッシュでそれをはさんではいない。
その代わりに、新聞紙自体を小さく折って次の面、次の面と、忙しく引っくり返しながら読んでいる。
この2人の男性を見て、私はこう思ったのてある手を汚さないように新聞を読む人よりも、手を汚く汚しながらも小さく折りたたみながら新聞を読む人の方が、よほど"清潔"であると。
清潔好きの人は、時にとても放曼になる。
自分さえ清潔ならばそれでいい・・・みたいになりがちなのである。
もしティッシュではさむ人が、まわりに迷惑にならぬよう、新聞紙を小さく折りたたんでいれば、気持ちまで清潔な人だわと見えただろう。
でもおそらく、ティッシュではさむってけっこう面倒なことで、何度も持ちかえたりティッシュではさんだまま新聞紙を折ったりするのが手間だったのだろう。
その新聞の大きさは明らかに両隣りの人のテリトリーまで踏みこんでいた。
自分の清潔を全うするために、周囲の迷惑を考えない。
これじゃあ"清潔好き"が泣くだろう。
清潔はもちろん美容の第一歩。
人がキレイかどうかは、清潔感でほぼ決まる。
しかし、公共の場で"清潔好き"をふりかざしたり、他人に迷惑をかけてまで清潔を守り抜こうとすると、内側から清潔が逃げていく。
気をつけたい。
そんな二人の女性を見ながらそばかす レーザー治療へと向かうのでした。